【書評】投資としての読書
はじめまして!
毎朝の読書が日課のヤマです!
今回は、
グロービズMBAをオールA成績で終了された本山祐輔さんが書かれた
『投資としての読書』について解説します。
・いろいろ本を読んでいるが、いまいち身になっている気がしない
・もっと効率的に本を読んで成長する方法はないか
そんな悩みを抱えていた際に、書店で題名に惹かれて手に取ったのがきっかけでした。
読んだ結果として、これらの悩みを解決するだけでなく、今後の本を選ぶ自分の基準を作ることができた貴重な一冊になりました。
自己研鑽したいがどういう本を読んでいけば良いのか分からない人にもオススメの一冊です。
『投資としての読書』の感想レビュー!
明日から使えるオススメポイントをササっと解説
1.費用で終わらすな、読書を資産に変えろ
読書には2パターンある。
(費用で終わる読書)
時間と書籍代だけがかかり、何も自分のためにならない
(資産に代わる読書)
本で得た学びによって、何かを継続的に生んでいる状態
2.全体感を持ちながら鍛えたいスキルを決める
ビジネス書を取る前に自己分析をしっかりとする必要がある。
「自分が持つビジネススキル全体に中で、どの部分を鍛えるのか」を考えてから書籍を選ぶと効率的。
3.新刊と古本の読み方の違い
自分が手に取った本すべてが良書であるとは限らない。
自分の為になる本に出合えるのは10冊中2冊程度。
だから新刊を読む際は書き込みやマーカーをせず読み、自分に合わないと思えばメルカリ等で売ってしまえば良い。それを元手にまた次の本を買うようにする。
古本はメルカリで売っても値段も付かないから最初から書き込み等してしまってもOK。
新刊と古本で読み方を変える必要がある。
まとめ
今回は本山祐輔さんが書かれた『投資としての読書』をご紹介しました。
やみくもに興味があるビジネス書を手にとって読んでいた自分にとって考えを改めさせられる一冊でした。
終盤には本山さんが「資産本」コレクションも8冊紹介されており、今後こちらもレビューしていきます。
少しでも気になった方は是非書店にて手に取ってみてください。
【書評】考える技術
ども!
毎朝の読書が日課のヤマです!
今回は、
大手経営コンサル会社マッキンゼーにて日本支社長を歴任し、現在はご自身が開設されたビジネス・ブレークスルー大学の学長を務める大前研一さんが書かれた
『考える技術』について解説します。
この本は一言でいうと、『問題』と『原因』の違いを認識する大切さを教えてくれます。
ほとんどの経営者やビジネスマンは、『問題』を『原因』だと勘違いし、本当の『原因』を考えない。
『問題』を解決するには仮説、検証によって裏打ちされた力強い結論が必要であり、その為には『問題解決力』を鍛えなければならない。
『考える技術』の感想レビュー!
明日から使えるオススメポイントをササっと解説
1.問題解決力は『行動力』と『思考力』である
問題解決力を高めるには、
自分で立てた仮説を裏付けていくために労を惜しまない『行動力』と
仮説が絶対に正しいと結論づけられるまで徹底的に考える『思考力』
の両方を身に付ける必要がある。
2.『強い結論』と『自信』があれば説得力が増す
人を納得させる説得力を身に付けたければ、『強い結論』と『自信』が必要だと著者は述べています。
絶対に正しいと思える『強い結論』があれば、おのずと自信も湧いてきますよね。
そしてこの『強い結論』を導き出すには、仮設の立案・情報収集・分析・検証を繰り返すことが必要不可欠で、その為には上記の問題解決力が必須になってきます。
3.毎日、頭脳という拳銃を磨け
著者が最後に残されたメッセージであり、私自身読んでいて一番印象に残っている部分でもあります。
この本のタイトルでもある考える技術をスキルアップさせるためには、常日頃から考える癖を身に付けておく必要があり、この技術がないビジネスマンは今後競争社会の中で生き残っていくことは出来ない。
まとめ
今回は大前研一さんが書かれた『考える技術』をご紹介しました。
書店へ行くとロジカルシンキングやクリティカルシンキングなどの書籍がたくさん並んでいますが、それらの中でも一番初めに読むべき本だと感じました。
社会人になりたての時にこの本と出会っておきたかったです。
少しでも気になった方は是非書店にて手に取ってみてください。
【書評】頭のいい人が話す前に考えていること
ども!
毎朝の読書が日課のヤマです!
今回は、
安達裕哉さんが書かれた
『頭のいい人が話す前に考えていること』について解説します。
この本は2部構成になっており、
前半がマインド面を、後半は前半の内容をふまえた思考の深め方について書かれています。
『頭のいい人が話す前に考えていること』の感想レビュー!
明日から使えるオススメポイントをササっと解説
1.話のわかりやすさは、理解の深度で決まり、 理解の深度は、どれだけ分けて整理できているかで決まる。
私がこの本を読んで最も重要だと思ったポイントはここです。
相手にわかりやすく伝えるには、自分自身がより深く理解している必要があり、
理解を深めるには曖昧な情報をなくし、より整理された状態でなければならない。
確かに中途半端な情報だけで話をしていると、相手から質問されたときに答えることができないってことありますよね。
後半の内容として、この理解を深める方法や整理する方法などが具体例を挙げながらわかりやすく解説されております。
まとめ
今回は安達裕哉さんが書かれた『頭のいい人が話す前に考えていること』をご紹介しました。
相手にわかりやすく伝えるには、自分自身がより深く理解して、頭の中で整理しておかなければならない。
今の自分に足りていないのが正に理解の深さと整理する能力だったので、それに気づけただけでもすごくためになった本でした。
少しでも気になった方は是非書店にて手に取ってみてください。
【書評】孫氏の兵法がマンガで3時間でマスターできる本
はじめまして!
毎朝の読書が日課のヤマです!
一発目の記事は、
株式会社天才工場代表取締役を務める吉田浩さんが書かれた
『孫氏の兵法がマンガで3時間でマスターできる本』について解説します。
この本は2500年以上にわたって読み継がれてきている孫氏の兵法をマンガで分かりやすく書かれている本です。
全13章から構成されており、前半パートはマネジメント層向け、後半パートは全ビジネスマンが参考になる内容となっております。
全ビジネスマン必見の一冊と言ってもよいのではないでしょうか。
『孫氏の兵法がマンガで3時間でマスターできる本』の感想レビュー!
明日から使えるオススメポイントをササっと解説
1.小さなゴールを設定
大きな目標を達成する際には大切な考え方ですね。
あまりに遠すぎる目標は達成しようとする意欲が湧きづらく、モチベーションも維持し続けるのが大変です。
大きな目標から逆算して、小さなゴールをたくさん作り、階段を少しずつ上がるように進めると達成の可能性はぐんと上がります。
2.相手が知りたいことだけ話す
これは自分が首がもげるほど頷いて同意できた内容なんですが、
保険営業H君の例が挙げられていて、H君は相手のことを思って知っている情報を洗いざらい話すのですが、実はそれは相手を混乱させているだけで相手の為にはなっていないとう内容です。
相手が何を知りたいのか、どういう情報を求めているのかをしっかりと相手の立場になって考えてそれについてだけ話す。
ビジネスにおいても相手とコミュニケーション取るうえで大切なことですよね。
3.相手ではなく自分を変える
皆さんの職場や周りにも嫌いな人や合わない人も必ずいるのではないでしょうか。
そういった時、気に入らない相手が自分に合わせるのを待つのではなく、自分から変わってしまうのが得策だとこの本では伝えてます。
ブリキのおもちゃ博物館館長の北原さんの言葉も載せられており、
「過去と他人は変えられないが、未来と自分はいからでも変えられる」
というフレーズは自分の中でもこれから大切にしていきたいなと思える一言でした。
まとめ
今回は吉田浩さんが書かれた『孫子の兵法がマンガで3時間でマスターできる本』をご紹介しました。
新入社員からベテランビジネスマンまで、職場で明日からすぐに使える知識や戦略が満載の一冊となっております。
少しでも気になった方は是非書店にて手に取ってみてください。