【書評】考える技術

 

 

ども!

毎朝の読書が日課のヤマです!

 

今回は、

大手経営コンサル会社マッキンゼーにて日本支社長を歴任し、現在はご自身が開設されたビジネス・ブレークスルー大学の学長を務める大前研一さんが書かれた

『考える技術』について解説します。

この本は一言でいうと、『問題』と『原因』の違いを認識する大切さを教えてくれます。

ほとんどの経営者やビジネスマンは、『問題』を『原因』だと勘違いし、本当の『原因』を考えない。

『問題』を解決するには仮説、検証によって裏打ちされた力強い結論が必要であり、その為には『問題解決力』を鍛えなければならない。

『考える技術』の感想レビュー!

明日から使えるオススメポイントをササっと解説

1.問題解決力は『行動力』と『思考力』である

問題解決力を高めるには、

自分で立てた仮説を裏付けていくために労を惜しまない『行動力』と

仮説が絶対に正しいと結論づけられるまで徹底的に考える『思考力』

の両方を身に付ける必要がある。

2.『強い結論』と『自信』があれば説得力が増す

人を納得させる説得力を身に付けたければ、『強い結論』と『自信』が必要だと著者は述べています。

絶対に正しいと思える『強い結論』があれば、おのずと自信も湧いてきますよね。

そしてこの『強い結論』を導き出すには、仮設の立案・情報収集・分析・検証を繰り返すことが必要不可欠で、その為には上記の問題解決力が必須になってきます。

 

3.毎日、頭脳という拳銃を磨け

著者が最後に残されたメッセージであり、私自身読んでいて一番印象に残っている部分でもあります。

この本のタイトルでもある考える技術をスキルアップさせるためには、常日頃から考える癖を身に付けておく必要があり、この技術がないビジネスマンは今後競争社会の中で生き残っていくことは出来ない。

 

まとめ

今回は大前研一さんが書かれた『考える技術』をご紹介しました。

書店へ行くとロジカルシンキングクリティカルシンキングなどの書籍がたくさん並んでいますが、それらの中でも一番初めに読むべき本だと感じました。

社会人になりたての時にこの本と出会っておきたかったです。

少しでも気になった方は是非書店にて手に取ってみてください。

 

書籍情報
出版社:講談社        
発売日:2004/11/4
ページ数:271ページ
価格:1,760円(税込)